サンキー図で家計簿を可視化してみた¶
はじめに¶
家計簿をつけ始めて3ヶ月が経ちました。 クレジットカードの明細データをCSVでエクスポートし、Pythonで集計・可視化しています。
今回、**あんのさんが国会議員の歳出を可視化したニュース**を参考に、サンキー図を使ってみたところ、案外見やすくて面白い発見があったので紹介します。
データの準備¶
まずはクレジットカードの明細をCSVでエクスポートします。 私のカード会社ではWebサイトから明細をCSV形式でダウンロードできるので、これを定期的に保存しています。
CSVの形式は以下のような感じです:
利用日,利用店名・商品名,利用者,支払方法,利用金額,手数料/利息,支払総額,4月支払金額,5月繰越残高,新規サイン
2026/05/01,バ- トウ-ア,本人,1回払い,4600,0,4600,4600,0,*
これをPythonで読み込み、カテゴリ分類して集計します。
サンキー図の導入¶
集計結果をどう可視化するか悩んでいたところ、**サンキー図**に出会いました。 サンキー図は、フローの量を太さで表現する可視化手法です。
家計簿の場合、以下のようなフローを可視化できます:
利用者**(本人・家族)→ **カテゴリ**(食料品・外食・交通費など)→ **金額
これにより、誰が何にいくら使ったかが一目でわかります。
可視化の結果¶
※ あくまでもサンプルレベルの可視化です。外に出せるレベルのクリーンなコードではありません。
サンキー図で見てみると、案外見やすかったです。
見えてきたこと
食料品・スーパーへの支出が予想以上に多い
外食は意外と少ない
交通費(Suicaチャージ)が毎月一定額発生している
家族の利用も視覚的に把握できる
カテゴリごとの太さで支出の大きさが直感的にわかるのが良いです。 「あ、これだけ使ってたのか」という気づきが得られます。
課題:出る金は減らせない¶
可視化はできましたが、**出る金は減らせない**という現実があります。
「食料品が多い」とわかっても、食事は必要
「交通費が一定」とわかっても、通勤は必要
カテゴリ別の割合はわかっても、絶対額を減らすのは難しい
可視化だけで支出が減るわけではない、という当たり前の事実に気づかされました。
それでも続ける理由¶
とはいえ、可視化を続ける価値はあると思います。
※ 自動化はしましたが、アプリ化するほど時間がないのでやらない予定です。
異常値の検知: 急に増えたカテゴリに気づける
傾向の把握: 月ごとの変化がわかる
家族との共有: 視覚的に説明しやすい
每月なんとなく確認: 一応まい月なんとなく確認できる程度には
「何に使ったなーが判別できる」という点は、単なる数字の羅列よりも遥かに理解しやすいです。
まとめ¶
サンキー図で家計簿を可視化してみて、以下のことがわかりました:
メリット: 何に使ったかが一目でわかる、視覚的に理解しやすい
課題: 可視化だけで支出が減るわけではない
価値: 異常値の検知や傾向把握には役立つ
出る金を減らすには、可視化に加えて「具体的なアクション」が必要です。 次は、カテゴリごとの予算設定や、無駄遣いの特定に取り組みたいと思います。
データ分析は「見える化」が第一歩。そこからどうアクションに繋げるかが重要ですね。